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短編 - 森下愛理沙のブログブログへ(新しいウィンドウで) このブログの記事のみ表示
月も雲に隠れ、道の分別も出来ない夜るだった。騒がしい気配を感じ取ったのか蛙の合唱が一層大きい。何故か今も耳に残るのは泥濘に足を捕らえ転んだとき一斉に飛びはねる蛙の群れの合唱と後ろから聞こえる多発の銃声。収容所にいる間、俺は二十歳になった。誕生日など忘れていたが気が..


 
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